【動画で解説】LINE WORKS OCRの「General APIプラン」とは?特徴、事例、料金について詳しくご紹介

2023.09.19

 

※製品名・サービス名は、掲載日時点のものです。
 
LINE WORKS OCR APIのGeneralプランは、
フォーマットの定まらない多種多様な書類を扱っている企業におすすめ!
 
「事前の設定なしにさまざまな文章をデータ化したい!」
「読み取ったデータを自社システムやRPAに連携させて活用したい!」

 
上記のように考えている企業の方に検討してほしいAI-OCRサービスが、LINE WORKS OCR APIのGeneralプランです。
 
本記事では、LINE WORKS OCR APIのGeneralプランの特徴、事例、料金をご紹介します。
 
なおYouTube動画では、11分ほどで本記事よりも詳しくLINE WORKS OCR APIのGeneralプランについて解説しています。
 

※社名などは、作成日時点のものです。

 

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< 目次 >
・LINE WORKS OCR APIとは?
・General APIプランの特徴
・General APIプランで出力できるデータ:テキスト編
・General APIプランで出力できるデータ:表編
・General APIプランの事例
・General APIプランが苦手な帳票
・General APIプランの料金
・LINE WORKS OCR APIをご検討の方は、 お気軽にお問い合わせください!

 


 

LINE WORKS OCR APIとは?


LINE WORKS OCR APIとは、OCRの機能のみをお渡しする提供形態です。
 
そのため、受け取ってから実際に利用するまでに開発の作業が必要になります。
 
開発が必要な分、自由度が増すことがメリットです。自社サービス、RPA、アプリケーション、社内システムなどと連携することで、マンパワーの削減、業務プロセスの簡略化、ミスの軽減などの効果に期待ができます。
 
なお、LINE WORKS OCR APIの出力形式はJsonとなっています。
 
〈LINE WORKS OCR API〉
✅ 開発が必要な分自由度が高い
✅ 自社サービス、RPA、アプリケーション、社内システムなどと連携が可能
✅ 出力形式はJson
 


 

General APIプランの特徴


LINE WORKS OCRのGeneral APIプランの特徴を、以下にまとめました。
 
〈General APIプラン〉
✅ 事前設定が不要
✅ 文書様式を問わず、帳票全体から全文字の抽出が可能
✅ 表抽出が可能
 
読み取り項目の設定をせず、画像や文章からテキストを抽出する場合に最適です。
 

また、罫線に囲まれた表形式の書類があった場合、AIが自動で判断し、そのままCSVとして出力ができます。セル結合、セル内に複数行ある場合にも対応可能です。
 
なお、表抽出に関しては、事前に表抽出をするかしないかの設定ができます。
 


 

General APIプランで出力できるデータ:テキスト編


本記事では、画像の『納品書(お客様控え)』の文字列、「株式会社エーアイクローバ」を例に紹介します。
 
この文字列を読み取った場合に返されるものは、以下の3つです。
 
〈リクエスト後のJson内容〉
①座標位置
 ※読み取り位置を囲む緑の四角が帳票内のどこにあるかを判別
②中身のテキスト情報
③AIが読み取った際の自信値
 
General プランでは、AIが自動で判別するひとつの文字列ごとに情報が出力されます。
 


 

General APIプランで出力できるデータ:表編


General APIプランでは、デフォルトで表抽出が可能です。
 
もちろん設定により、表抽出とテキスト抽出を同時で行うことも、テキスト抽出のみを行うこともできます。
 
なお、テキスト抽出のみと、テキストと表の同時抽出では単価が変わってくるので注意が必要です。
 
〈リクエスト後のJson内容〉
①座標位置
②罫線
③中身のテキスト情報
④AIが読み取った際の自信値
 

〈リクエスト後のJson内容〉
①Span:結合数
②Index:位置
 
読み取りたい文字列が、表のどこに位置するのかも分かります。
 

※社名などは、作成日時点のものです。

 

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General APIプランの事例


本記事では、システム開発に関するAPI利用の事例を紹介します。
 
再春館システム株式会社の実際の事例です。
 
〈課題〉
✅ 紙の問診票やヒアリングシートの打ち込み工数が多いこと
✅ 保存・検索がしにくいこと
 
お客様からいただいた情報を接客後に手打ちすること、紙のままでは情報を探しにくいことが課題でした。
 
〈問題解決方法〉
✅ 紙フォーマットの形式をそのままタブレット画面に投影
✅ タブレットにペンで直接書き込み(紙への記入をしない)
✅ LINE WORKS OCR APIにて電子データ化
✅ タブレットに書いた文字がそのままシステムへ入力される
 
入力の手間の削減、紙の紛失リスクの軽減、入力データの品質向上、ペーパーレスなど、複数のメリットが生じました。
 
また、タブレットに直接書き込みをすることで、高齢の方でも抵抗なく利用できます。
 
 

General APIプランが苦手な帳票


一つ目は、縦読みと横読みが混在している帳票です。
General APIプランでは、縦読みか横読みかを、事前に設定なしで判断します。
 
一つの帳票につき一方向で固定されるため、縦読みと横読みが混在している場合は求めている出力結果とは異なるケースがあるでしょう。
 
帳票の変更が可能であれば、縦読みのみ・横読みのみのどちらかに合わせる必要があります。
 
二つ目は、1行の途中で改行が入る帳票です。
General APIプランは、認識した文字を1行ずつすべて電子化します。
 
そのため、抽出する際はマスキングをするなどの対策が必要です。
 
 

General APIプランの料金


テキスト抽出のみのプランと、テキストと表を同時に抽出するプランの2つがあります。
 
どちらも月額基本料金は同じ金額(月額22,000円)ですが、読み取り可能な枚数が違います。
 
テキスト抽出のみのプランであれば、読み取り可能枚数は100,000枚(0.22円/枚)。
テキスト抽出・表抽出プランであれば、読み取り枚数は9,091枚(2.42円/枚)
です。

※1枚ごとの金額×読取枚数が月額基本料。読取枚数が指定の枚数を超える場合は、1枚ごとに追加課金をする料金システムとなっています。

 
原則契約期間は1年間ですが、検証のための短縮利用などもできます。気になる方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
 
 

LINE WORKS OCR APIをご検討の方は、 お気軽にお問い合わせください!

「General APIについてもっと詳しく知りたい!」
「記事の説明を読んだり、YouTubeの動画を見ても、いまいち具体的な利用イメージが湧かない…。」
「企業が実現したいことを成し遂げられるのか……」
 
上記のように感じている方は、製品資料をダウンロードしてご覧ください。より詳細な製品情報を確認していただけます。
 
 
また、Template APIlプランの導入を検討している方からの各種お問い合わせにも対応しております。不明点、疑問点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
 
【LINE WORKS OCR APIのGeneralプラン 】
✅ OCR機能のみの提供で開発は自社で行う必要がある
✅ 開発が必要な分汎用性が高い
✅ 事前設定不要でさまざまな文章を読み取れる
 
 

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