【動画で解説】LINE WORKS OCRの「Template APIプラン」とは? 特徴、事例、料金について詳しくご紹介

2023.09.20

 

※製品名・サービス名は、掲載日時点のものです。
 
LINE WORKS OCR APIのTempateプランは、
ほぼ同じ形式の請求書、納品書、修理依頼書などの書類を扱っている企業におすすめ!
 
事前にテンプレートを設定することでスムーズにテキストデータ化が可能になり、導入することで大幅な作業時間短縮、生産性の向上、費用対効果の向上に期待できます。
 
本記事では、「入力・集計作業に10時間かかっていたが、導入後は2時間に抑えられた」という実際の事例なども交えながら、LINE WORKS OCR APIのTempateプランの特徴、事例、料金をご紹介します。
 
なお、YouTube動画では、13分ほどで本記事よりも詳しくLINE WORKS OCR APIのTemplateプランについて解説しています。
 

※社名などは、作成日時点のものです。

 

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< 目次 >
・LINE WORKS OCR APIとは?
・Template APIプランの特徴
・Template APIプランで出力できるデータ
・Template APIプランのドメイン
・Template APIプランの事例
・Template APIプランが苦手な帳票
・Template APIプランの料金
・LINE WORKS OCR APIをご検討の方は、 お気軽にお問い合わせください!
 


 

LINE WORKS OCR APIとは?


 
LINE WORKS OCR APIとは、OCRの機能のみをお渡しする提供形態です。
 
そのため、受け取ってから実際に利用するまでに開発の作業が必要になります。
 
開発が必要な分、自由度が増すことがメリットです。自社サービス、RPA、アプリケーション、社内システムなどと連携することで、マンパワーの削減、業務プロセスの簡略化、ミスの軽減などの効果に期待ができます。
 
なお、LINE WORKS OCR APIの出力形式はJsonとなっています。
 
〈LINE WORKS OCR API〉
✅ 開発が必要な分自由度が高い
✅ 自社サービス、RPA、アプリケーション、社内システムなどと連携が可能
✅ 出力形式はJson
 


 

Template APIプランの特徴


LINE WORKS OCRには、以下の3つのプランがあります。
 
〈LINE WORKS OCRの3つのプラン〉
✅ 事前にテンプレートを設定し読み取りたい箇所を指定する「Template」
✅ 読み取るだけで必要情報を自動解析する「特化型」
✅ 帳票内の全ての文字をデータ化、表抽出も可能な「General」
 
Templateプランでは、画像のようにOCRが読み取る場所を自由に設定できます。複数種類のテンプレートをあらかじめ用意しておくことで、スムーズにデータ化が可能です。また、事前に設定した読み取り位置ごとに分類されたテキストデータ化がされます。
 
そして、Templateには通常プランとプレミアムプランがあります。プレミアムプランでは、チェックボックスの箇所の読み取り、数字の認識精度の向上が可能です。
 


 

Template APIプランで出力できるデータ


 
本記事では、画像の『納品書(お客様控え)』の文字列、「株式会社エーアイクローバ」を例に紹介します。
 
この文字列を読み取った後に返されるものは、一つの文字列の塊ごとに以下の4つで出力されます。
 
〈リクエスト後のJson内容〉
①事前設定項目名
②座標位置
③中身のテキスト位置
④AIが読み取った際の自信値
 

※社名などは、作成日時点のものです。

 


 

Template APIプランのドメイン


 
Templateプランでは、テンプレートを保存するフォルダのような役割をするドメインと呼ばれるものがあります。
ひとつのドメイン内に保存できるのは、最大50種類のテンプレート。
 
ドメインに呼び出しがかかれば、AIが自動で「どのテンプレートで文字列を把握すべきか」を判別し、結果を出力します。
 
ただし、AIの自動判別・結果出力は、あくまでもドメインごと。二つ以上のドメインから、テンプレートを自動判別することはできません。

※ドメインの作成は無料です。

 

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Template APIプランの事例


 
本記事では、小売業界の事例を一つ紹介します。
 
〈小売業界のとある会社(以下:会社A)の課題〉
✅ 修理依頼書の確認に時間がかかる
✅ 修理内容、引き取り日など記載項目が多く手入力が煩雑
✅ 取り扱い商品が複数あるのでフォーマットも複数ある
 
記載項目が多く手入力が煩雑化したことで、手入力に時間がかかることとミスが目立つことの2点が課題に。修理ミスなど、品質に関わるミスが発生することもありました。
 
〈LINE WORKS OCR APIを利用した問題解決方法〉
✅ 修理状況の確認、お客様への受渡状況の確認のためのデータベースを作成
✅ LINE WORKS OCR APIと連携
✅ 管理システムのデータを自動連携。確認作業のみで修理対応が完了
 
結果の確認は人の手が必要ですが、毎日1時間以上かかっていた日々の打ち込み・確認業務が、半分以下の時間にまで削減されました。
さらに、支店数分のインパクトがあるので、費用対効果は侮れません。LINE WORKS OCR APIの導入によって、飛躍的な生産性の向上に繋がった事例となります。
 

 
YouTube動画では、「学校向けの制服販売」をしている企業の事例も紹介しています。
10時間かかっていた作業が2時間で完了し、作業時間の80%削減に成功した事例です。
 

※社名などは、作成日時点のものです。

 


 

Template APIプランが苦手な帳票


 
一つ目は、可変行、セルの大きさが変わる帳票です。
「設定帳票」のようにテンプレートを設定したとしても、「読み取り帳票」のような帳票はうまく読み取れません。
 
商品名などにより行の幅に変化があると、事前に設定したフィールドとズレが生じるためです。
 
この場合は、行数が最大まで記載された文字列をサンプルとして利用したり、別帳票として扱いテンプレートを新たに作成したりする必要があります。
 
二つ目は、傾きが45度を超える帳票です。
45度を超えると、読み取り精度が下がります。そのため、OCR処理をする前に向きを揃えるなどの対策が必要です。
 
表の縮尺に関しては、文字が潰れない限りは問題なく対応が可能です。
 
 

Template APIプランの料金


 
Template APIでは、上の画像の通り6つのプランをご用意しております。
 
プランごとに設定された読み取り枚数の上限を超えると、1番右の列の「追加料金」が発生するシステムです。
 
また、「Premium」と付くプランでは、先ほども紹介したように追加機能が利用できます。例えば、チェックボックスの読み取り、数字限定読み取りなどの機能が利用できます。
 
Template APIプランを検討している方は、お気軽に0円のFreeプランからお試しください。
最短で2営業日で利用可能です。
 
 

LINE WORKS OCR APIをご検討の方は、 お気軽にお問い合わせください!

「Template APIについてもっと詳しく知りたい!」
「記事の説明を読んだり、YouTubeの動画を見ても、いまいち具体的な利用イメージが湧かない…。」
「企業が実現したいことを成し遂げられるのか……」
 
上記のように感じている方は、製品資料をダウンロードしてご覧ください。より詳細な製品情報を確認していただけます。
 
 
また、Template APIプランの導入を検討している方からの各種お問い合わせにも対応しております。不明点、疑問点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
 
【LINE WORKS OCR APIのTemplateプラン 】
✅ OCR機能のみの提供で開発は自社で行う必要がある
✅ 開発が必要な分汎用性が高い
✅ テンプレートを設定することでスムーズに読み取りが可能
 

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